信州に旅に出たからには信州そば。でも毎回蕎麦ばかりたべるほどそこまでのこだわりもないし、
旅行雑誌に載っているようなありがちな小洒落たパスタ屋みたいなところも、結局は日常の生活の延長みたい。
かといって旅先でファミレスやココイチカレーに世話になるのもなあ。。。。。
そんな貴方にうってつけなのが地元民が教える人気の食堂。
ここみゆき野には地元民から圧倒的な支持を集める昔ながらの食堂が数多く店を構えています。
地方の田舎町のちょっと寂れた通りにひっそりと佇む食堂。そんな古ぼけた食堂の暖簾をくぐって、いつもと
少し違った「旅情」感じてみてください。
イナリ食堂
かの有名なラーメン評論家石神秀幸氏も「信州で3本の指に入るウマイラーメンが食える」と絶賛する店。飯山市街地の南部、赤十字病院近くにあります。国道から見えるので比較的判り易いです。
お座敷とテーブル席があります。全部で30席くらいでしょうか「食堂」の名のとおりあらゆるメニューが提供されていますが、迷わず「中華そば」を注文しましょう。
これが噂の中華そば。（600円）醤油ベースに煮干をはじめとする海の出汁、とんこつを中心とした陸の出汁が絡み合っているんだそうですが、
見た目はスープ表面にはうっすら脂の膜が張っています。
早速一口スープを飲んでみたところ、「お！おおおおおお！！！！」。大変強い出汁の香りが口の中一杯に広がりました。
これはどこのラーメンにも似ていない、強力なインパクトを感じることができるスープです。
あえて引き合いに出すとすれば北海道旭川の「蜂屋」の系列のスープと云えるかも知れませんね。
そしてこれは「中華そば」とは少し違うスープの「夜泣きラーメン」（600円）。中華そばよりもずっとあっさりした、
屋台風の醤油ラーメンです。
薫が「何故夜泣きラーメンと言うのですか？」と尋ねるもののはっきりとした答えは返ってこず。。。
さらに隠れた名物モツ煮。
かなり濃厚なお味。はまる人多いかも。
かなり広い店内。メニューは実に豊富。しかし驚くのはその値段。
これ、たったの550円のから揚げ定食。ジューシーなモモ肉をてんぷらのような衣で
これは日替わり定食600円。秋刀魚の塩焼き、豚生姜焼き、白身魚フライ、他
えびかきあげ丼500円なり。小鉢、味噌汁、つけものがついてそしてこのボリューム。
ソースカツ丼600円なり。これまた驚愕のボリューム。小鉢がもう一つプラスされ、合計5皿。
700円
昔懐かしい、由緒正しき醤油ラーメン。安いね！
魚フライ定食750円
