北海道買出し日記 PART5


和商市場を後にして次に向かった先はお菓子の六花亭釧路鶴見橋店。2003年に開店したばかりのこの支店には
あの本店限定だった「サクサクパイ」が販売されています。
北海道を去る前にもういちど食べてみたいとの一心であえて立ち寄りました。
 喫茶コーナーが併設された店内。天井がとても高いのが
印象的です。


いよいよ釧路ともお別れです。国道38号線をひたすら西へ向かって走ります。次の目的地は狩勝峠の東の麓、
新得町です。駅近くの菓子店に帯広銘菓「三方六」の切り落としが販売されているとの情報を聞きつけ、
買い求めに向かうことにしました。
玉川菓子店

これが三方六の切り落とし 正規品。220g500円

お解かりでしょうか。正規品はチョココーティングされたバウムクーヘンにを縦に等分したものなのですが、
両端は切り落とされています。つまり加工の段階で切り落としが大量に発生するんですよね。で、この切れ端を
1kg600円という破格値で買うことができる店がここ玉川菓子店なのです。

目的を果たした後はもう苫小牧に向かうのみです。現在時刻は15時。出航まであと4時間を切りました。急がねば!


日勝峠、鵡川を経由して苫小牧に着いたのは17時30分。出航1時間15分前でした。なにかと気ぜわしい移動ばかりの
北海道でしたが、いよいよこれが最後です。
フェリー岸壁に係留中のさんふらわさっぽろ号。

こちらは19時出航の太平洋フェリー「いしかり」。仙台行きです。

明るい印象のさんふらわあさっぽろのインフォメーション。

フェリー遊歩甲板より夕日を望む。

綱が解き放たれいざ出航!タグボートはナシで右へ一杯に舵を取りSLOW AHEAD。次第に
船尾が岸壁から離れていきます。
同時にバウスラスタを動かし船首部分を離岸させます。

19:00出航の「いしかり」が遠ざかっていきます。さようなら北海道。。。。。。

出航の儀式を見届けたら、夕食の時間です。大洗へ向かう商船三井フェリーの夕方便はバイキングレストランが
オープンします。少し前までならバイキング形式はあまりメジャーではありませんでしたが、ここ数年でずいぶんと
実施するフェリー会社が増えましたね。
でも豪華さから云えば太平洋フェリーが一番かな??
何を食べたか忘れました(^^;)

食後のデザートにこしあん入りのお餅が用意されていました。粋ですな。。。

食事が終わると旅の疲れか何もしないままに寝に入ってしまいました。気づけば翌朝を迎えてしまいました。
  ずいぶん暑くなってきました。大洗着は13:45.目覚めてから
の時間の長かったこと。。。。。
そうして13:00頃ようやく大洗の港外へと進入します。速力は9ノット。
乗り場岸壁に向けて大きく左へ転針し、後向けで右舷側を接岸させます。しかし暑い!

長いようで短かった北海道買出し旅行が終わりました。
函館に上陸し、札幌、大雪、釧路、そして苫小牧。走行距離は2000kmを越えました。
とはいってもこれから290kmもの道のりを下道を走って長野まで帰らなくてはならないのですが、この道のりは
日常の延長ということでここではあえて省略。
毎年恒例の北海道の会。これを楽しみにしてくださる方がいる限り、私の北海道買出し旅行はまた来年も、再来年も
ずっと繰り返されていくことでしょう。



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